ディズニーにはお城、寅さんは長屋

「お城」と「王子」と「お姫さま」が、
お決まりで登場するディズニー作品。
アメリカという国は、お城も王子も
お姫様もいないというのに
なんでいつも出てくるのか…謎でしたが、

フーテンの寅さん、『男はつらいよ』の山田洋次監督は
下町や長屋で暮したことがないそうです。

満州から家族で10代の時に引き揚げてきたので
寅さん一家のようなワイワイと人にもまれた暮らしに、
強く強く憧れていたそう。

『魅せられて』のジュディ・オングさんも
「女は海~♪」と歌っていた時、
地中海なぞ見たこともなく、
「こんな感じかな」と想像だけを膨らませて
そこを評価されて、歌い手に抜擢されたとか。

強く憧れ、思い焦がれて描く世界。
想像力は、
時に事実をはるかに越えた、リアルな世界を伝えるのでしょう。

でも、もしディズニーがイギリス人かフランス人だったら、
お城での大変な暮らしと
「一般人が身分を捨てて王室に入る」ということが、
あまりにリアル過ぎて…大悲劇にしてるかも?