USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?

新幹線でビジネス書を読み始めたら
面白くて止まらなくなって、
なぜか、涙がにじんでいた。
「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? 」



ユニバーサルスタジオジャパンを
過去最低の来場者数からV字回復させた3年間の軌跡。

プロマーケッター・森岡毅さんの
戦略的かつ数学的に考える
イノベーションフレームワークの発想法は
とても左脳的で応用範囲が広く、
それだけで役立ちそうだけれど、、、。

企業にとって必要不可欠な
数字重視のマーケティング。
けれど経験上、もともと真面目で頭の固い
エリートタイプの人がこれにはまると、
なんとも面白みのないクリエイティブになるのを
何度も目撃してきた。
お客様ほったらかし、というか。

でも、たんなるマーケティング本ではなかった。
「愛」が溢れているのだ。
森岡毅さんという人の、
企業への、仕事への、テーマパークへの愛。
ハリーポッターやモンスターハンターやワンピースへの愛。
USJで関わったあらゆるものへの愛と責任と情熱が
言葉から湧き出ているのだ。

外資系出身のお堅いマーケターと思いきや
プライベートでも大のテーマパーク好きで
カルチャー大好きで、すごい凝り性。
それぞれに時間をつぎ込んで世界観に徹底的にはまり
誰よりも一番のファンになる。
ファンを代表して、ファンのために誘致する。

アイデアとは、死ぬような思いで考え続けて思いつく、
あっけないほど単純なこと

ある問題について、地球上で
最も必死に考えている人の所に
アイデアの神様は降りてくる

エンターテイメントがないと
人は生きていけない、と信じている

~USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? ~森岡 毅 著



電卓は離さないけれど、どこまでも熱い浪漫。
テーマパークで魔法にかかるタイプではないが
魔法にかかった、幸せそうな人々の笑顔を見に
USJに行きたくなってしまった。

 ※(文 / 真柴 マキ )