見事な敵たち、テレビアニメ「はたらく細胞」

アニメの番組には、主役と仲間たちが
超悪役の敵と激しい戦いを繰り広げつつ
成長していく話が多い。

テレビアニメで観てはまった、
「はたらく細胞」
(原作/講談社「月刊少年シリウス」連載、清水茜著)


舞台は人の体内、主役は酸素を運ぶ赤血球の新人女子。
「白血球さん」や仲間の細胞たちに助けられながら
細菌や花粉、ウィルスなど「徹底的に悪役」の
強敵と戦うはめになる。





このお話、設定からして本当によくできている。
作家の浅田次郎さんが、
小説家の特権は「人を殺せること」であるが
「哲学のない死を書いてはいけない」とおっしゃっていたが、
はたらく細胞の敵は
殺される理由、ありあり!
生命体にとってまさに
「殺さねばならない」恐るべき敵なのである。

演じている声優さんたちの、
思いっきり楽しんでいる仕事っぷりも
バシバシ伝わってきて、毎回気持ちよく観ていた。

敵を書くなら、こんなお話がいい。


※(文/ 真柴 マキ)