音のはなし/1●音は「振動する波」の周波数

音声データのファイル拡張子が「.WAV(ウェーブ)」であるように、
「音」の正体は、「振動する波」である。

東京タワー 電波のはなし 組立通信LLC

音は、3つの波が混ざり合ってできている。


◆音の「波」三要素 
音程 (ピッチ、周波数 Hz)
特徴 (音色、倍音成分)
大きさ (空気の振動幅、時間的変化 db )

「周波数(Hz/ヘルツ)」は
その「音の波」が、1秒間に何回振動しているかを表している。

アナログの音声をデジタルデータ化する場合、
再生するメディアごとに定められた
「サンプリング周波数」という規格がある。
なめらかに連続するアナログの音の波を
「とびとびの構造」である、連続しないデジタルに変換する処理で、
音声編集ソフトで設定する。

◆サンプリング周波数
音楽CD 44,100Hz
DVD映像 48,000Hz
AM放送 11,025Hz (放送される範囲:100~7,500Hz)
FM放送 48,000Hz (放送される範囲:50~15,000Hz)

超ざっくりいうと、ラジオやテレビや携帯電話は、
音や映像を電気信号にして電波にのせ、
アンテナで送受信する仕組みのものである。
この「電波」も、文字通り「波」であり、
音波や紫外線と同じく電磁波のひとつで、
振動しながら波を作り、光と同じ速さ(300,000Km/秒)で移動している。

電波は周波数と波長によって分類されていて、
それぞれ扱える情報量と伝わり方がちがう。

◆ラジオ電波の周波数

FM放送 30MHz以上(超短波)
AM放送 526.5kHz~1606.5kHz(中波)

◆さまざまな電波の周波数
超長波 3~30KHz [波長 100~10Km] 電磁調理器、オメガ航法システム
長 波 30~300KHz [波長 10~1Km] 船舶の無線システム、飛行機の空路位置探知
中 波 300KHz~3MHz[波長 1Km~100m] AM放送
短 波 3MHz~30MHz[波長 100m~10m] 国際放送、短波放送
超短波 30MHz~300MHz[波長 10m~1m] VHF地上波放送、FM放送
極超短波 300MHz~3GHz[波長 1m~10cm] UHF放送や海事無線、電子レンジ
センチ波 3GHz~30GHz[波長 1cm~1cm] BS放送、CS放送、電波天文宇宙観測
ミリ波 30GHz~300GHz[波長 1cm~1mm] 近距離用簡易無線、衛星間通信、携帯電話

※外部リンク【ラジオのしくみ】ラジオの受信と周波数